Q.01 水分計の校正方法と頻度は?
A.01 水分計においては、「校正」という作業はありませんが、標準試料を測定して正確さの確認をすることをおすすめしています。
容量滴定法においては、滴定剤の力価を正確に求めることが重要となります。頻度は滴定剤の交換時と、めやすとしておよそ2週間に1度くらいが適当ですが、毎日の試料の測定前に正確さの確認をすると、より確実です。電量滴定法においては、標準試料や水を測定して正確さの確認をします。異常であれば電極のクリーニングや試薬の交換など、正常な値となるようにメンテナンスが必要です。

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Q.02 電極が汚れた時のクリーニング方法は?
A.02 検出電極は、紙ワイパーなどで軽く拭き取ります。白金電極部の間隔を極端に変えることや、傷がつくような磨き方は避けます。
電量滴定法の陰極槽(電解セル)が汚れた場合は、アルコール類などの溶剤で洗浄します。ひどい汚れの場合は中性洗剤を付け、ハブラシなどでやさしく水洗いし、充分に乾燥させます。白金線を折らないように注意が必要です。

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Q.03 水分気化装置の設定温度と実際の温度に差はないですか?
A.03 設定温度は、熱電対の位置においては正確です。ただし、熱分析計ではないので、試料の温度と厳密に一致はしないことをご理解ください。

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Q.04 水分気化法でキャリアーガスの流量は値に影響しますか?
A.04 通常の使用範囲の流量でしたら、測定値に影響しないことを確認しています。

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Q.05 水分計・備品を購入したい
A.05 水分計の販売は、日東精工アナリテック株式会社が行っています。装置に関するお問い合わせもこちらでお受けしています。

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